記憶の天窓

好きなものの記憶

トニセンの話

 

今回はトニセンのお話。と、このトニセンカミセンの話のちょっとした総括。

 

この間はカミセンの二人について書いたのですが、トニセンの二人の関係性はカミセンの二人とはまた全然違うなあと思います。

 

ミキティーとぺいちゃんは二丁魁が二丁ハロだった頃から、後々きまるくんが加入することになるずっと前から一緒にいて、だから目に見えてお互いの信頼感が強い。
辛かった時代の話、あの時どんなことがあって、どんな気持ちだったか、それを経た今、大きなステージに立った時にどれだけ幸せを感じているか、二人でよく話しているらしいです。

 

二人の関係性の鍵は、ミキティーの統率力とぺいちゃんの包容力のバランスかなと思います。
これは二丁魁四人の関係の鍵とイコールだとも言えます。

 

ミキティーは二丁魁のリーダーであり、プロデューサーであり、振付師であり、作詞者であり、時に作曲者である、言わずもがなすごい人です。だからプレッシャーも一番あるけれど、それに常に120%の力で答えてくれます。いつ見ても二丁魁が『最高』を更新してくるのは、本当にこの人あってこそだなと思います。
ミキティーの愛情はすごく一直線です。伝え方がという意味だけではなく、愛情そのものが。私が二丁魁を初めて見た時に感じた真っ直ぐさは、この人の要素が大きかったんだろうなと今は分かります。


ぺいちゃんも愛の人。でもミキティーとは少しタイプの違う愛情。
ミキティーの愛がレーザービームみたいな直線的で強いものを一人一人に打ち込んでいくスタイルなら、ぺいちゃんの愛は見てる人に一気に降り注ぐような、よく晴れた日の眩しい日差しみたいなスタイル。
だから煽りがよく似合うんです。みんなに降り注いで包み込むことができる『太陽』だから。
ぺいちゃんだからこそ、見てる側のこっちも煽りに全力で答えられるし、ミキティーも、カミセン二人も、煽りの多くをぺいちゃんに任せてくれるのだと思います。

私は、二丁魁を作ったのがミキティーで良かったと思うのと同じくらい、ぺいちゃんの位置にいるメンバーがぺいちゃんで良かったな、と常々思います。もしここにいるのがぺいちゃんではなかったら、今の二丁魁のバランスはこんなに良くなかっただろうなと、偉そうですが思うのです。


二人の信頼感は、私なんかが言葉で語るより、実際に二人が視線を交わす瞬間を見て頂いた方がよく分かります。ミキティーがぺいちゃんに向ける視線、ぺいちゃんがミキティーに向ける視線、どちらも二人のこれまでの歴史と愛情に溢れてる。瞳で歴史と愛情を語れる人ってそうそういないと思います。
私は二人が感じてきた苦悩や苦労の全てを感じ取ることはできません。でも二人が交わす瞳は、何かを積み重ねて努力してきて、それをお互い見てきた人でないとできない色をしています。


二人の安定感があるからこそ、カミセン二人もステージで伸び伸び動けるのだと思います。 カミセン二人の個性や火力の強さは良さでもあるけど、そのまま野放しにしておくとステージ上ではまとまらないのだろうなという気がしていて。でも、ミキティーとぺいちゃんの歌声やダンスの安定感が土台となって、二丁魁という一つのまとまりを美しく見せているのだろうなと。
とはいえ、四人で爆発してる瞬間も大好きです。

 


カミセントニセンと括って話してきましたが、それは私がそう括った方が書きやすいだけの話でして、二丁魁はもちろん「四人で一つ」だと思っています。
私は昔から見ているファンの方々に比べたら何も詳しくなくて、二丁魁のこれまでの歴史は調べて追いかけている最中です。
でも、私が知った時の二丁魁が、ミキティーと、ぺいちゃんと、きまるくんと、白鳥さんで、本当に良かったと思っています。
『今』の二丁魁がこの四人で良かった。『今』のあなたたちを私は好きになったのです。


これからも色んなあなたたちを見せてください。