記憶の天窓

好きなものの記憶

さとりモンスター『下北物語』ファイナルの話

 

11月26日
さとりモンスターツアー『下北物語』ファイナルでした

 

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さとりちゃんは超初期(いわゆるオリジナルメンバー)の頃〜メンバー数変動期にちょこちょこ通ってたのですが、そこから好きな子が抜けたのを期に一、二年離れてました。曲はずっと聞いてたけど。
戻ってくるきっかけになったのが10/16の下北物語で、その時にファイナル行きたいなあ、と思い。


いざファイナルの日、仕事終わり猛ダッシュしてSE鳴ってる中フロアに入った。下北沢駅に着くのが開演時間過ぎてるくらいなのに間に合わんやろ!と思ってたのだけど間に合った。後から知ったけど開演押してたらしい。


さとりちゃんはSE鳴ってから〜登場〜開始までが長い方。バンドマンくらい長い。私もめちゃめちゃ焦ってきたので何も落としてないかな、と鞄確認して顔上げたら
知らない子出てきた。
ただ私も私で疲労で頭働いてなくて新メンどうこうというより璃音ってなんて読むんだろ、てことしか考えてなかった。

で、この新メン「森崎璃音」ちゃんがすごくて。
新メンって当日発表だとしてもアンコールから参加、とか一曲だけ参加、発表だけで本参加は後日、とかが多いような気がしてたのだけど、
初登場にして本編〜アンコールまで21曲やりきった。
何よりスペックが高い。歌上手い、踊れる、顔が良い。21曲覚えきる努力。
この感じ知ってる、追加戦士だ……。

 


一曲目、知らない曲始まった
※『神話級ハッピーエンド』
さとりちゃんにありそうでなかったファンシー感。さとりパイオニアの雰囲気をもっとポップに可愛くした感じ。
振付が超かわいいんだけど振りコピするのなんか気恥ずかしいやつだった。



『Dance in the moment』
神話級までがプロローグでここから本編みたいな。
ていうかこれを二曲目にしてくれるの、泣いてしまうね……。別に泣き曲じゃないんだけどオタクは泣いてたよ。

 

『ハレルヤ!』
発表当初そんなでもなかったんだけど最近すごい好きになった曲。わりとシネマサウンドに雰囲気近い。
ゴーインマイウェイとかもそうなんだけど、さとりちゃんのかっこいいと可愛いが同居する瞬間がすごい好き。普通に私がヒーローモチーフの振付に弱いのもある。
1Bの結凛ちゃんと「全然嘘じゃないもん」のまりちゃんがお気に入りです。


『さとりパイオニア
これ新体制で解禁されたのは知ってたんだけど見るのすーごい怖かった。
1Aの「脳がとろけるほどに〜」が個人的に大切なパートで、誰の歌割りになるのか本当に怖かった。いや別に誰が歌っても構いやしないんだけど、誰が歌うのかを知る恐怖というか。
で、いざ始まったら。
まりちゃんだった。
1Aで泣いてるオタクさすがに私しかおらんよ。ドライアイが急な水分に耐えきれなくて暴発してめっちゃ目痛かった。嬉し泣きです。7割くらい視界死んでた。
まりちゃんの歌声ってクールビューティーさあるからこういう可愛いフレーズ割り当ててくれるのちょっと意外だった。助かります。主に私が。


『となりの君へ』
これも見るのすごい楽しみだった!今度は怖くないです純粋に楽しみにしてた。前体制の時も結局見れてなかったので……。
振付が解釈一致すぎる。Aメロの歌う子以外しゃがむとこの宗教?信仰?感が大好き。
つきちゃんがこの曲の世界観表すのがすごい上手で見惚れてしまったな。歌ってないとこも表情管理が完璧。他の元気曲でニコニコしてる分、こういう曲で温度差出すの上手い。
照明暗めなのもありがたかったです。こういう曲は顔が見えづらい方が好き。

 

『サトリンゴの魔法』
インターバル挟んでここからのセクションがめちゃめちゃツボだった。
聞く度になんじゃこの曲って思うけど音がかっこよすぎてそれどころじゃなくなるやつ。わりと可愛いこと歌ってるはずなのになんか殺伐とした雰囲気出てるの面白い。終始真顔なのもツボ。

 

『雨、やむな』
絶対シネマじゃ書かない曲調、でありながらアイドルが歌うにしてもちょっと斬新な曲。A〜Bメロのセンチメンタルさからサビでパッと明るくなるのが気持ちいい。
でもA〜Bメロの雰囲気がサビのアイドルみに掻っ攫われちゃうの勿体無いんだよなあとも少し思ってた。サビの振付が手くるくるするキャッチーなやつだからってのもあるんだけど。
と、思ってたらまさかのサビ振付大幅変更。
曲の世界観がぐっと広がるゆったりさとダイナミックさ。元々の手くるくるが一瞬しか出てこない。
やってることははじめの季節の構成に似た2・2・2のペアダンスなんだけど真ん中の2人がすごいことになってる。バレエの要素とかも入ってた?1サビがまり・ゆり、2サビがまり・つき。
となりの君へとかもそうなんだけど、最後のキメの振付がしっかり余韻残す終わり方が大好き。

 

『といととい』
個人的にこの曲に激重感情を抱き過ぎてて聞く度に発狂しかけてる気がする。
出だしの結凛ちゃんの歌い方が完璧。これに関しては温度感がなければないほど良い。
「愛を歌うな」のまりちゃん、「愛を歌って」の結凛ちゃん、の歌割りなんかわかる。
※「愛を歌わないで」の飯田瑞規というのも存在するのだけど別口の話になるので割愛

 

『はじめの季節』
6人になったら何ができると思う?
はじめの季節ができます!!!!
※サビがペアダンスなので奇数だとどうしても一人あぶれる
新体制初披露はバンド編成verだったから、振付ありで見れるのは初。ペアダンスが本当に可愛いんだ…。
「闇に包まれて〜」の歌割りがちゃんと結凛ちゃんなの良い。メンカラ紫の宿命。
となりの君へ〜といとといまでアンニュイな雰囲気が続いた分、そんな優しい顔で歌われるとオタク泣いちゃう。

 

『英雄讃歌 ver.2022』
なんやかんやこれが一番。
旧振付もお気に入りだったんだけどver.2022のも振りコピしやすくて好き。
歌い出しと落ちサビのなのぴのエース感。頼もしすぎる。世田谷下北端っこで涙が止まらなくなってるのに。大きくなったねなのぴ……(母?)

 

『ゴーインマイウェイ』
これかっっっこいいんだよね。まりちゃんの「正しく飴と鞭」がイケメン。というかまりちゃんが曲中全編通してイケメン。
現メンバーはみんな機動力あるから、こういう速くて振りのポイントが細かい曲は見栄えする。Bメロの音ハメめっちゃ気持ちいい。



アンコール登場後のMCにて泣いちゃうなのぴ。でも泣いた理由は自分のことじゃなくてもりおちゃんのことで。事前予告ゼロで登場=新メン発表なプレッシャーとか、泣き言ひとつ言わず練習についてきたこととか。初めてメンバーの前で見せる涙が自分のことじゃないあたり、すごくなのぴらしい。
でもねなのぴ、6人体制のフォーメーション覚えながら5人体制の公演こなしてた5人もすごいんだよ。
泣いてるなのぴ見てたら私まで号泣してたんだけどオタク涙腺弱過ぎだな……。

 

『寿司とTシャツのあたし』
さとモンのニューキラーチューン。というかカバー曲なのよねこれ。カバー曲とは思えないほど馴染んでるけど。
あずさんの「あなたのお命頂戴baby」が癖になる。なんだろう、このあずさんにしかできないトーン。
出だしの結凛ちゃんの歌声の大人っぽさ。直前の青になるとのギャップよ。
まりちゃんの「ポンポン!」の手拍子煽りいつ見ても可愛いね……。

 

『春夏秋冬狂想曲 ver.2022』
超大団円で泣いた。フロアみんな踊っててハピネス空間すぎた。
新体制なってからのアッパー曲でこれだけずっと回収できなくて、うずうずしてたんだけどようやく見れた。
走馬灯見てる気分だったので正直記憶がほとんどない。楽しかった感覚だけ残ってる。


最後に『神話級ハッピーエンド』もう一回やって締め。
6人編成に目が慣れた状態で見るとまた印象が違う。見てる側もこの6人でやっていくんだなあとしみじみする余裕がある。
1期OPが英雄讃歌で2期OPがゴーインマイウェイ、2期追加戦士入ってからのOPが神話級ハッピーエンドって感じ。(節目の曲なのでそれはそう)
私一生もりおちゃんのこと追加戦士と呼んでそうだな…。

 

というわけで久々のさとりちゃんのワンマン、というかアイドルのワンマン自体久々だったのですが、超楽しかった。
元々さとりちゃんの曲のオタクみたいな私が、ちゃんとライブを楽しめるのは当人たちの魅力があってこそ。デビューからここに至るまで、色んな編成のさとりちゃんを遠巻きながら知ってるけど、間違いなく今のさとりちゃんが一番かっこいいよ。かっこいいという褒め言葉がアイドルに対して正しいのかどうかは謎だけど……。
10/16に一度久々に見れれば、と思っていたのに気づいたら定期的に見たくなってるし。次は新たなツアーと定期公演が決まってるそうで。私もまた見に行けたらな〜という所存です。