記憶の天窓

好きなものの記憶

三ヶ月記念日の話

 

二丁魁を好きになって三ヶ月が経ちました。
なんとなく三ヶ月って区切りが良くて、飽き性の私がここまで初めて好きになったアイドルを好きでい続けられたことを、私の中で小さくお祝いしました。四人分の手紙を書いてFGMに持って行って、今日がジャスト三ヶ月であることを報告しました。手紙を書くのはめちゃくちゃ大変だったので、正直もう特別な時以外は書く気がしません。笑
手紙といい小説といい、私は筆が遅いし無駄にテンポ感やバランスを考えてしまうので、四人分魂のこもった手紙を書くと寿命が著しく縮むことに気づきました。でも口で喋るのは苦手だから、苦労して手紙を書くくらいで丁度いいのかもしれません。

 

あれだけ緊張して行くのを渋っていたアイソにもすっかり行き慣れてしまって、今では朝から二丁魁とラジオ体操してます。ちょっと意味わからない。
たった三ヶ月で、自分にここまで変化が起こるとは思いませんでした。大変なことも楽しいことも全部含めて、大切な三ヶ月でした。

 

今日はFGMの他にもう一本、代々木野外音楽堂でのフリーライブも見に行きました。ここはTRPのライブも見た場所でした。TRPは私にとって二丁魁の初現場の場所で、大切であると同時にある意味因縁の場所でした。

 

私が二丁魁を知った5月1日の14時半ごろ
から丁度三ヶ月
今日この場所で見る8月1日14時半過ぎのライブ。

 

今日はあのTRPの日とは違って、ステージのギリギリまで近づいて、周りには知り合ってたくさん話してくれるおなカマさんがいて、私は拙いながらコールもMIXもケチャもできる。
二丁魁の四人もTRPの日からかなりパワーアップしていて、野外で見る二丁魁の楽しさをようやく実感できました。
今日『そっ閉じ青春』をやってくれる保障は全くありませんでしたが、なんとなくやってくれる自信がありました。だからイントロが流れた瞬間はあまり驚かなくて、嬉しい気持ちの方が大きかったです。
あの日叫べなかったガチゲイ口上を今日は思い切り叫べました。青空に響く「ア・イ・シ・テ・ルー」に混ざれる喜び。また泣きながら口上することになるかと思いましたが、泣きませんでした。声張りすぎて裏返ったけど。
と思っていたら、口上を聞きながら嬉しそうに微笑むきまるくんの顔を見て突然涙腺にきました。涙腺にきただけです。泣いてないですよ。
泣いてたまるかって気持ちでした。今日の私の勝ちです。

最近『シワの数だけ被GAY妄想』の「自分を良く見せる努力 欠点と日々戦ってんだ」の部分で泣きそうになります。正直そっ閉じより涙腺は危なかった。シワGAYってすごく楽しくて、胸にじんとくる歌詞があると分かっていても楽しくて、でも私はその部分が胸に重く来ます。推しが歌うパートだから余計に。欠点は改善されたわけじゃないけど、戦う気力はいつまでもなくしたくないです。

 

これから先ずっと二丁魁を好きでいられる自信がなくて、実はやろうと思えばいつでも離れられるくらいの気持ちがつい最近までありました。
でももうそんな他界保険をかけながら応援することはやめました。いつでも本気の彼らに、私も本気で向き合っていたいです。

 

普通好きになってから何日〜って初現場から数えるんだろうな、と思うのですが、私は二丁魁を好きになった瞬間をやたら鮮明に覚えていて、忘れたくないが故に5月1日を起点にしています。

 

ベッド横のカーテンの隙間から陽の差し込む自室で、ツイッターをいじっていて二丁魁に出会ったあの日の私は元気でしょうか。

 

見たことない景色が見えるよ。