まさかライブでピューロランドに行くことになろうとは。
そもそもピューロランドってライブできるんだ！？てところからで、本当にライブできるのか、今日の今日に至るまで半信半疑でした。
フェアリーランドシアターは本当におとぎ話とか絵本の中みたいな、森の中のような景色とステージで。
そしてチケットが激戦だった通り、たしかにちょっと狭い。段があるから実質400？くらい入ってたらしいですけど、一番下のフロアはけっこうぎゅうぎゅうでした。
私は入ってすぐの、一番下のフロアではない一段上のエリアで見てました。真ん中寄りの位置だったので全体がすごく綺麗に見えました。
本編のセトリや繋ぎの流れは7月のツアーと同じ。この間WESTの広いステージで見たからか、支障はないけどちょっと狭そうに見えた。と思ったらステージから一段降りたり、横の橋みたいな所に歩いて行けるので煽りとかは自由が効いて楽しそうでした。
ピューロランドでライブ！てところに気をとられてましたが、良い意味でいつも通りの二丁魁でした。
というのも、いくら場所が場所であっても二丁魁の持ち味は変わらないんですよね。
始まる前は、こんな所でやったら森の妖精みたいになっちゃうよ〜ファンタジー感強そう〜と思ってたんですけど、わりとそんなことなかった。
だって二丁魁の曲ってかなり現実的なことを歌ってるんですよね。アイドルソングとは思えないシビアな要素もちらほらあるし。
だからか、現実と幻想の狭間みたいなライブでした。あくまで四人が向こう側の世界に完全に囚われることはない、私たちと同じ人間として、その中のアイドルとして、ステージに立っていました。
7月とセトリや繋ぎはほぼ同じ、と言ったのですが、ステージの構造を生かして少し動きを変更していた点もありました。
『ノスタルジスター』は、最後のサビ以外、四人が舞台上に散って踊らず、座ったり、立ち上がったりしながら、フロアをゆっくり見渡して歌っていました。
序盤、ステージの真ん中のあたりで座ってフロアをニコニコ見ていたぺいちゃんが、下手端に移動した後2番のソロで声を詰まらせて歌えなくなった。それだけでもグッときたのですが、その後きまるくんのパートが来た時、きまるくんがぺいちゃんの方を真っ直ぐ見つめて歌っていました。
きまるくんとぺいちゃんのコンビは元々親子のようなのですが、いつもぺいちゃんに可愛がられているきまるくんの瞳が、この時ばかりはすごく頼もしくて、こっちが泣きそうになりました。
『シワの数だけ被GAY妄想』ではサプライズのサイリウム点灯。こういうの噂には聞いていたけれど、参加するのは初めてでした。バンドの界隈とかに通っていてもサプライズ系はやったことなかった。
ましてやサイリウムを折ること自体初めてで、開演前に「サイリウム 折り方」でグーグル検索かけてました。
「飲み会も合コンも夜遊びも〜」の直前で一斉点灯。
段上から見た、一面のピンク色の景色が本当に綺麗でした。可愛い可愛い夢みたいな世界を照らすピンク色。
ぺいちゃんミキちゃんの声が震えていた。多分推しも。
最後の『そっ閉じ青春』のガチゲイ口上の後、去り際にミキちゃんが
「世界で一番愛してます！」
と叫んでくれました。
「二丁目で一番愛してる」じゃなくて「世界で一番愛してる」と言いたいって話をこの間おなカマさんとしたばかりだったので、先に言われてしまったな、と少し悔しかった。
アンコール
「実は私たちからもサプライズがある」とのことで新曲披露！二丁魁の新曲初披露の場に立ち会うのも夢だったので嬉しかったです。
『どこで壊れたの？oh my friend』、はちゃめちゃに可愛かったです。遊び心あって真似しやすい振り、でも歌詞はいつも通り現実的、な二丁魁らしい曲。
きまるくんの「ねっ！」にやられて記憶が飛びました。天才か。天才でした。
そしてキティちゃんとマイメロちゃんとコラボ！あんなに動きづらそうなのにけっこう機敏に動いてて、さすがキティさんとマイメロさん…と思いました(？)段の登り降りはさすがに視界が効かないから素早くは行けないのか、メンバーに手を引かれている絵面が微笑ましかった。
キティちゃん可愛い〜〜！てなってるぺいちゃんが激カワでした。
5月から始まったHARD GAY TOURが終わり、同時にHARD GAY SEASONも終了。
私は5月1日に二丁魁を知って、好きになって、それと同時にHGTやHGSが始まって。
超高速で駆け抜けた三ヶ月でした。私の中で色んなことが変わりました。
アイドルを好きになるってこんなに大変なことなのか、と知ると同時に、アイドルを好きになるってこんなに楽しいのか！ということを知りました。圧倒的に楽しいことの方が多いですけど。
人生で一番早い三ヶ月が終わって、夏が始まります。二丁魁にハマって初めての夏。
HGS、HGTお疲れ様でした！
これからもよろしくお願いします。
