記憶の天窓

好きなものの記憶

きまるモッコリ生誕祭の話

 

きまるさんの可愛い部分、かっこいい部分、エネルギッシュさ、全部がぎゅぎゅっと詰め込まれた生誕祭でした。
本編中一人だけ一度も捌けることなくパフォーマンスし続けるきまるさんの体力に、まだそんなに歌って踊れるの!?飛べるの!?と驚かされっぱなしでした。

 


ネコの恩返し(ソロ)
可愛いが暴発していた。
「かわいい声で〜」「かっこいい声で〜」「セクシーな声で〜」「犬みたいな声で〜」
声色がころころ変わってバリエーション豊富すぎる。


耳をすませば(ミキぺいきま)
イントロ煽り中のきまるさんのジャンプ、下にトランポリン敷いてる?てくらい高かった。
二丁ハロバージョンの耳すま、初めて見れて嬉しかったです。


リバ(ぺいきま)
これが今日の山場だったのでは?と言いたくなるくらいすごかったです。
リバは個人的にぺいきまの2強だと思っていて、普段からこの二人ばかり見ているので二人きりでこれやるの!?とイントロから大混乱でした。
端的に言うと超対立構図のリバ。
ぺいきまは親子構図みたいなものが多いので二人で残されると微笑ましい感じになることが多いのですが、今回はバチバチに戦ってた。
勝気でニヤニヤ笑ってるぺいちゃんと憂い顔のきまるさんの対照的な雰囲気が相まって、リバの表裏性がかなり浮き彫りになって見えました。
冒頭「だから朝7時起床」のきまるさんの手招き(指先が上に向く手招き)、普段と違い足で小さくリズム刻む以外大きく動かないのを初めて見た。一生勝てる気がしなかった。静かな重圧。
曲内で一番好きだったのは、2A「やった瞬間世の中が〜」で親指と人差し指で輪を作って右目に当て、斜め上を仰ぎ見るきまるさん。
普段はミキちゃんが歌っているこのパートをきまるさんが歌うと、また違う意味を含むように見えた。悲しい世の中を覗き見る少年。
若干話が飛びますがきまるさんの歌声とか憂いのある表情は、どこか現在時系(時空)とは別の位置から俯瞰している存在がしているように聞こえる(見える)。成長した少年が過去の世界を見てその悲惨さを嘆くような。だからLOUEの「僕が生まれた〜」のところとかはきまるさんが歌うことに大きな意味を持つといつも思う。
2サビ前のジャンプ、両者ともいつも高いし飛距離もあるけど、二人だけになって更にいつもより高く見えた。相手より高く飛ぼうとしてるのが分かる。
サビ、左右で向かい合って踊りながら1フレーズ交互に歌い、歌った側が相手に迫る。迫られた側がそれだけ下がる。攻防という言葉がよく似合う。対立、バトル、という今回のリバの強い印象の多くはここから来てる。
最後が前後に散ってステージ中心側に振り向くのも好きでした。散々左右で競っていた二人が、新しい道を見つけたようで。


若くない者のすべて(ミキきま)
序盤の煽りでミキちゃんの後に誰!?と思うくらい雄々しい声が聞こえてびっくりした。
ごく稀にきまるさんが煽りに入ることは知っていましたが、可愛いほんわか煽りではなく「男」な煽りは初めて聞いたので血流が沸騰してしまった。故に何て言ってたのか覚えてないです。
開演前アナウンスでほんわかな方の煽りを聞いた後だったので同一人物なのか疑いたくなりました。
今回の若者落ちサビ前まではスタンドマイクでした。
「鈍い痛みが苦しくて〜」でマイクを掴んだまま膝を折ったきまるさんに圧倒されてしまった。普段からここのきまるさんの表現力はすごいけど、スタンドマイクだと見え方が違って面白い。


そっ閉じ青春(4人)
Aメロで上手を見ていたぺいちゃんの唇が「おめでとう」と動いた。きまるさんへ、でもあるしきまる推しさんたちへ、でもある「おめでとう」だった。

 


アンコールの生誕衣装、象まみれで激かわでした。もはや衣装と言うより着ぐるみのよう。


シワの数だけ被GAY妄想(ソロ)
「寝てただけなのにぃ〜!」
「必要のないもの、ほしいほしい!」
ちょいちょい入るきまる節が可愛くてなんかもう泡吹きそうでした。どこフレの「ね♡」並の威力が終始出ていた。耐え切れるわけがない。


きまるさんは手紙ではなく、その場で自分の言葉で今までのこと、これからの気持ちを話してくれました。
「エースになる」と言ってくれた。もう充分エースだよ、と思ってしまったのはオタクの贔屓目かな。でも本当にきまるさんの表現力は惹きつけられて目が離せなくて、エース足り得ると思う。これからもっとすごくなるのかな、楽しみだな、て気持ちばかり。


ウサギと賽子さん(ソロ)
象だけど…?という感情が一瞬浮かんでしまってじわじわ来ましたが、後半にはずっと泣くのを堪えながら見てました。
「3」の形で止まる指。その重さ。その「3」を自分の中に吸収していく。
「ねえ神様」がミキちゃんよりキーが高くて悲痛だった。


青春は何度でもやり直せるなんて嘘だ(4人)
サプライズのサイリウムを最後の「青春はやり直すものじゃなく〜」で点灯。
きまるさんの正面の位置だったので、わ!と驚いた後に照れたように嬉しそうに笑うのがよく見えた。三人も嬉しそうにきまるさんの方を見ていた。


きまるさんは4人の中で一番色んな表現力を持ち合わせていて、それを発揮する体力も度胸もあって、私はいつもそれに惹きつけられていて。たまに推しそっちのけできまるさん見てしまいそうになるくらいには。
最年少で可愛いオーラでいっぱいな一方で、誰よりも頼もしい希望の人。
誕生日おめでとうございます。大好きですよ!